40代で疲れやすくなったら禁酒すべき?試してわかった意外な効果

健康習慣

「年のせいかな?」と感じ始めた40代のあなたへ

この記事を読むと、こんなことがわかります

  • なぜ40代になると疲れやすくなるのか?その意外な原因
  • お酒が体やメンタルに与える悪影響とその仕組み
  • 禁酒して実感したリアルな5つの変化(睡眠・肌・気分・体重・時間)
  • 今日から始められるシンプルな禁酒のコツ
  • 減酒でもOK!完璧じゃなくても続けられる方法

読後には、「ちょっとお酒を控えてみようかな」と思えるはずです。

僕も40代になってから、明らかに体力の衰えや疲れやすさを感じるようになりました。
寝ても疲れが取れない。夕方にはヘトヘト。何かを変えなきゃと思いつつも、何をどうすればいいかわからない、、あなたもそんなふうに感じていませんか?

僕自身も同じでした。そこで、「もしかしてお酒が原因かも?」と思い立ち、禁酒に挑戦してみたんです。結果として、思っていた以上の変化が体と心に現れました。

この記事では、禁煙・禁酒・禁パチンコ・禁お菓子の“4禁”に成功した僕が、40代で疲れやすくなったと感じた時に「禁酒をしよう!」と決意し、気づいた意外な効果についてお伝えします。

禁酒を始めてから、睡眠の質が上がり、朝がスッキリ。体重も落ちて、肌の調子もよくなりました。何より、疲れにくくなったことで日中のパフォーマンスが上がったのを感じます。

疲れやすさとお酒の意外な関係

お酒はリラックスのためのアイテムと思われがちですが、実は体にとっては疲労の原因になることもあります。

お酒を飲むと、よく眠れると思われがちですが、実は睡眠の質が下がってしまいます。

なぜなら、お酒には「眠くなる作用」はありますが、「深い眠り」を邪魔する働きもあります。
特に眠りが浅くなったり、途中で目が覚めたり、朝起きてもだるいままだったり。
たとえば、夜にお酒を飲んで寝ても「ぐっすり眠れた気がしない」「昼間も眠い」と感じることありませんか?

そんな時は、お酒の量を少し減らしたり飲まない日を設けてみると、朝の目覚めがよくなり、日中も元気に過ごせるようになるかもしれません。

アルコール 摂取後は,入眠を促進する効果があるが,睡眠の後半には,中途覚醒が増加し,全体の睡眠としては問題を引き起こす。深酒をすると中途覚醒なく眠れる場合もあるが,多量(0.75g/kg以上)のアルコール摂取はレム睡眠を大幅に減らすことが報告されている。

引用:日本睡眠学会

お酒を飲みすぎると、体がなんだかだるく感じたり、疲れがなかなか取れなくなります。

その理由は、肝臓がお酒を分解しようと一生懸命働くからです。
肝臓が休まず働き続けると、体の他の部分を回復させる余裕がなくなり、疲れがたまりやすくなります。
たとえば、夜にお酒を飲んだ次の日に「ぐっすり寝たのに体が重い」と感じることはありませんか?

そんなときは、肝臓を少し休ませるつもりで、お酒をひかえてみるのがおすすめです。

アルコール性の疲労は、肝臓の働きに悪影響を及ぼして、脳へのエネルギー供給を不十分にすることで引き起こされると考えられます。
疲労を感じ取ったり、休めのサインを出したりするのは全身の司令塔である脳ですが、その疲労感を左右するのは実は肝臓かもしれません。つまり、肝機能の低下により脳のエネルギー不足が起こり、疲労感につながると考えられるのです。
引用:オルニチン研究会

やる気が出ないのはお酒のせい?血糖値のアップダウンとお酒の関係

その理由は、お酒が血糖値のバランスをくずしてしまうからです。
血糖値が急に上がったり下がったりすると、集中力の低下など体に不調が出たりします。
たとえば、お酒を飲んだあとに「なんだか眠い」「やる気が出ない」と感じたことがある人もいるかもしれません。

こうした体の変化を防ぐためにも、お酒の飲みすぎには気をつけた方がいいですね。

夜間低血糖は、睡眠中に血糖値が異常に低下する状態で、自覚症状が少なく、気づきにくいのが特徴です。この状態が続くと、睡眠の質が低下し、日中の不調に繋がります。

原因

  • 肝臓の糖新生機能の低下:肝臓でグリコーゲンをブドウ糖に変換できず、血糖値が維持できなくなる。
  • 副腎疲労:血糖値を上げるホルモン(コルチゾール)の分泌が不十分。
  • アルコール摂取:肝臓の糖新生を抑制し、血糖値低下を引き起こします。
  • 過度な運動:夕方や夜に激しい運動をすると、グリコーゲンが消耗されやすくなります。

主な症状

  • 寝汗:アドレナリン分泌が増加し、大量の汗をかく。
  • 悪夢や鮮明な夢:脳が興奮状態になるため。
  • 朝の倦怠感や頭痛:十分な睡眠を取ったはずなのに疲労感が抜けない。
  • 食欲不振:朝食が食べられないほどの胃のむかつき。
    引用:きだ内科クリニック

これらの理由から僕も「飲んだ方が眠れてリラックスできる」と思い込んでいましたが、実際は逆でした。
禁酒してみると、体がどんどん軽くなり体調が良くなったと感じます。

禁酒して感じた5つの意外な効果

「お酒をやめると体にいい」とは聞くけど、実際どうなの?僕も最初は半信半疑でした。
でも禁酒して数日後、思いがけない変化が次々に現れたんです。
ここでは、そのリアルな体感を5つにまとめてご紹介します。

朝のスッキリ感が復活

禁酒をすると、朝の目覚めがスッキリして、一日を気持ちよく始められるようになります。

なぜなら、お酒を飲まなくなることで、睡眠の質がグッと上がるからです。
アルコールは寝つきをよくする反面、深い眠りを妨げるので、体や脳がしっかり休めていない状態になりやすいのです。たとえば、禁酒して3日ほど経ったころから、「目覚ましより早く自然に目が覚める」「朝から頭がスッキリしている」と感じるようになりました。

朝からしっかりエネルギーがあると、日中のやる気や集中力もアップするので、禁酒のメリットを強く実感できました。

イライラしなくなった

禁酒をすると、気分が安定して、イライラすることがぐっと減りました。

お酒は一時的に気分を高める反面、脳の働きを乱してしまうため、感情のコントロールがうまくいかなくなることがあるからです。
特に飲酒後や翌日は、神経が過敏になり、小さなことでイラッとしやすくなる傾向があります。
僕自身も、禁酒を始めて1週間ほど経った頃から、「余計なことでイライラしない」「家族や職場での会話が穏やかになった」と感じました。

お酒をやめたことで、心に余裕が生まれ、人間関係にもいい変化があったのは嬉しい発見でした。

疲れの取れ方が変わった

禁酒をしてから、寝ても疲れが残っていた体が、しっかり回復するようになりました。

その理由は、アルコールが体に負担をかけることで、睡眠中の回復力を下げてしまうからです。
肝臓がアルコールの分解にエネルギーを使ってしまうため、本来の“疲労回復”の働きが後回しになっていたのかもしれません。
実際、禁酒して1週間ほど経った頃から「寝たらちゃんと疲れが取れている」「朝に体が軽く感じる」と思える日が増えてきました。

お酒を減らすことで、体がしっかり休めるようになり、毎日の疲労感がかなりラクになったと感じています。

顔色が良くなった

禁酒を始めてしばらくすると、顔の印象が明るくなったとよく言われるようになりました。

結果として、お酒をやめたことで肝臓の負担が減り、体のめぐりが良くなったからだと感じます。
アルコールは血流や代謝に影響を与えるため、飲みすぎると顔色がくすんだり、むくみが出やすくなることもあります。
実際、禁酒してから目の下のクマが薄くなり、肌ツヤも良くなった感じがします。

お酒を控えることで、見た目にも“なんか元気そう”と思われるようになったのは、意外だけど嬉しい効果でした。

時間とお金に余裕ができた

禁酒をして一番実感したのは、時間とお金にちょっとした“ゆとり”ができたことです。

お酒を買わなくなることで出費が減るのはもちろん、晩酌に使っていた時間も自由になります。今までなんとなく飲んでダラダラしていた時間が、読書や早く寝る習慣などに変わり、自分の時間が増えたんです。
金額にしても、週に数千円が浮くと考えると、ちょっとしたごほうびや貯金にもまわせるようになりました。

お金も時間も“ちょっと余る”だけで、気持ちに余裕が出て、日々をもっと前向きに楽しめるようになったと感じています。

禁酒を始めるためのシンプルなコツ

「禁酒」って聞くと、すごくハードルが高いように感じませんか?
でも実は、始め方はとてもシンプルで、完璧を目指す必要もないんです。
大切なのは気軽に始めてみること。以下のようなコツが、僕にとってはすごく助けになりました。

• まずは「1週間だけ」と期間を決めて始める
• 炭酸水やノンアルを常備して、代替行動を用意する
• SNSやノートに禁酒日記をつけて変化を楽しむ

今日だけ飲まない。それだけでいいんです。
できた日が増えれば自信もついてくるし、「意外といけるかも」という気持ちが生まれてきます。

また、「1週間チャレンジ」や「3日できたら自分にご褒美」みたいなゆるルールをつくっておくと、気楽に続けやすくなりますよ。

いきなり禁酒が無理なら「減らす」だけでも効果あり

僕も最初は「完全にやめるなんて無理」と思っていました。ですが、「月曜と木曜だけ飲まない」と決めたところ、意外と続けられました。

いきなりゼロにするのが難しい人は、「週1だけ飲まない」「休肝日を作る」だけでも充分変化があります。

たとえば、

• 月、木だけは飲まない
• 晩酌は1杯までと決めておく
• 飲む前に水を1杯飲む

このようにいきなり完璧を目指さないのが、継続のコツです。

まとめ|「疲れ」に悩んだら、まずお酒を見直してみよう

40代の疲れやすさって、ただの年齢のせいと思いがちですよね。
でも、実は毎日の晩酌が体にジワジワと影響を与えていることもあるんです。

僕の場合、禁酒をしてはじめて「疲れって改善できるものだったんだ」と気づくことができました。
体が軽くなると、心にも余裕が生まれ、日々の過ごし方が自然と前向きになっていきます。

「ちょっと疲れが抜けないな」と感じているなら、まずはお酒を1日だけ休んでみるところから始めてみませんか?

疲れをなんとかしたい。体調を立て直したい。

そう思ったとき、まず「お酒を減らしてみる」。
それだけでも、大きな変化が始まります。

今日だけ、1杯だけ、やめてみませんか?
きっと体が応えてくれるはずです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました